🌳VS編③-2🏠
皆さま、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか
前回に引き続き、今回は新築VS中古の中で考えられるデメリットを見比べてみたいと思います。
どんな事でも良い事ばかりではありません。
デメリットもしっかり把握した上で総合的な判断が必要になりますよね。
その中での優先事項はそれぞれのライフスタイルで変わって来るとは思いますが、まずはどんな事項があるのかをしっかりと把握して見比べてみる事が大事でしょう。
新築vs中古
【新築デメリット】
まずは何と言ってもコレ!
中古住宅と比べると販売値段が高い
利益や販売にかかる広告宣伝や人件費などのコストが上乗せされてしまう分、どうしても中古住宅と比べると価格の設定が高めとなってしまいます。
まだ誰も使っていない綺麗な空間で新しい暮らしを始められる一方で、購入価格が高額になるので住宅ローンが組めない場合や頭金を用意できない…と言った時は、購入価格の検討が必要かもしれません。
そして、前回お話した通り、新築住宅とはまだ誰も住んだことのない住宅を指しており、新築後1年未満でも誰かが入居してしまえば中古物件になるので不動産価値が下がります
住宅の価値を維持したい場合は、なるべく駅や都心へのアクセスが良い立地など、価値が下がりにくい住宅を選ぶといいでしょう。
全ての条件を満たす物件を探すのは難しい
理想とするエリアに新築住宅を購入するのは簡単そうで実は意外と難しい事なのです。
駅に近くて都心へのアクセスもよく、陽当り風通し眺望が良いのは勿論のこと、周辺環境も良くて、商業施設も多い…などの人気エリアは当然の事ながら購入希望者が多くなかなか購入できない可能性があります。
でもやっぱり日々の事を考えると少しでも条件の良いところを…って思っちゃうのはしょうがないですよね~。
実際の暮らしを想像しにくい場合がある
新築住宅を購入する際には、まだ建物が完成していない状態で図面やモデルルームを見て決めなければならないケースも少なくありません。
図面や完成予想図などで住宅の概要をしかり確認したつもりでいても、実際の建物を見ていないためにこれからの暮らしをイメージしにくい場合があります。
日当たりや窓からの眺望、生活導線など、できる限りの状況を想定してしっかり検討をすることが大切です。
【中古デメリット】
ランニングコストがかかる
中古住宅は購入費用が安くすむ分、建物の附属設備が古く修繕コストが発生するため、予め資金計画に入れておくとよいでしょう。
一般的に一戸建て住宅では、築15年、築30年…などのタイミングで大がかりな修繕が必要となります。築15年ほどでキッチンやトイレなどの水回り、クロスの張替えなどが必要となり、築30年ほどで床材やや給排水管の取り換えを行うのが一般的と言われています。
構造部分の確認が難しい
建物図面など新築時の資料が残っていない場合、目には見えない内部の構造を1から把握するのは大変困難です。
建物の劣化などを把握するためには床下や屋根裏、柱および梁、給排水設備。 その他にも基礎や内壁と言った部分を確認する必要があります。
これらの内容は、建物の耐震性や雨漏りなどをチェックするための大変重要な箇所と言えます。
安心して中古住宅を購入したいのであれば、別途料金が発生しますが、建築の専門家が調査を請け負う「ホームインスペクション」を依頼し確認してみるのも有効な手段と言えるでしょう。
他にも仲介手数料がかかるなど、費用面での負担がある事も覚えておくといいかもしれません。